糸満市の魅力再発見①

ヒカリッチ

2021年08月31日 10:34



皆さん、こんにちは。
光建設です。

本日も「整理整頓 ヨシ!」で営業いたします。

糸満市には、ご紹介したい場所がたくさんあります。
 また歴史が深い場所でもあり
 “ 糸満の魅力を再発見 ”をお伝えできればと思います。

今回紹介するのは、大度浜海岸。
別名『 ジョン万(まん)ビーチ 』とも言われてます。



なぜジョン万ビーチなのか?

ジョン万次郎(まんじろう)が上陸した場所だからです。

(江戸時代末期)
14歳の時、万次郎は漁にでかけ遭難し、アメリカの捕鯨船に助けられます。
そこから10年アメリカで語学・民主主義などの教育を受けました。

そして、日本に帰ろうと決意。
しかし当時の日本は鎖国でしたので、日本人であっても外国から
日本に帰ってくることはとても危険なことでした。


              ジョン万次郎が上陸したと言われる場所

大度浜にたどり着くと
糸満の人たちは、快く受け入れ食べ物をごちそうしました。
(琉球では、昔から外国の船が流れ着き、役人も民も漂着した人の世話をよく心得てたそうです。)

その後 薩摩藩から取り調べの為、
豊見城の高安邸に住むことになります。
(そこでも琉球王府や高安さんよりおもてなしをうけました。)

そして、万次郎は無事、故郷に帰ることができたのです。

万次郎は、日本の開国にあたって大きな役割を果たし、
幕末の日本に民主主義を伝えた人として今も語り継がれています。

沖縄にいたのは短い間でしたが
「いちゃりばちょーで(人間みな兄弟)」の友愛主義を身をもって感じた方。

『ちむぐくる(思いやり、優しさ、助け合う精神)』の心で
迎えた沖縄の人々をとても誇りに思います。


            ジョン万次郎が大度海岸に上陸した記念した碑


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